ときわかい

こんせぷと


どんな時代がやってくるのかな

どんな力が必要とされるのかな

だとしたらどんな教育が必要だろう

私たちは一生懸命考えます

だって

子どもたちには

 未来を幸せに

生きてほしいから

 



新時代に求められる力

平成の時代は技術革新が進み、生活の仕方や働き方を変えました。これまでは、早く計算ができ、作業をルール通りにこなすといった人材が必要とされていましたが、こうした仕事はコンピューターが取って代わり人間よりも高い精度でこなすようになりました。これからは、人間にしかできない能力が必要とされる時代になります。教育についても同じです。知識をため込む暗記、解き方のルールに沿った回答など「答えの分かっている問題を解く」ことを伸ばすだけでなく、これからは、自分で課題を見出し、情報を集め、人とうまく関わりながら解決していこうとする、人間らしい内面の力が求められます。これからの時代に、自分の能力を発揮し社会に貢献するために、人として豊かな人生を歩み幸せに生きるためにはこうした人間らしい力を育てることが大切です。




乳幼児教育の重要性

世界的な環境問題、貧困問題、経済格差など、さまざまな未解決な問題があふれ予想不可能な時代。そんな時代を生き抜くために、自分の力を信じ希望をもって前向きに生きていく力、持てる知識を生かしながら目的や願いを達成していこうとする力、こうした「認知能力(IQ)」と「非認知能力」を併せ持つ能力のある人を育てていこうとする世界的な教育改革の動きがあります。認知能力は非認知能力を育てることからはじまるというデータもあるなか、乳幼児教育は「非認知能力の基礎」を育てる重要な教育であると世界が証明してきています。乳幼児期にふさわしい学びが子どもの将来を左右するのです。


「遊び」が「学び」

子どもにとって遊びは自分から「やりたい」とおもって始めることです。みずみずしい好奇心で世界のあらゆる物やことに触れ、そこで輝くような驚きや発見とともに世界を知っていきます。主体的な自分の行動によって、それにどんな意味があるのか、どんな効用があるのか、どんな価値があるのかを、考え納得して世界を広げていくのです。こうした遊びプロセスにより、意欲・頑張る力・粘り強さ・やりぬく力・計画性・思考力・判断力・自信・感情をコントロールする力・人とかかわる力などの非認知能力という、これからの時代に必要とされる力が総合的に育っていきます。遊べば遊ぶほど育っていきます。さあ、未来にいきる力のためにもっともっと遊びましょう。




常磐会幼稚園の教育

好きな遊びを中心とした生活の中で、存分に「遊び」「学ぶ」ことを目指しています。好きな遊びを通して主体的に様々な環境にかかわり、発見や驚きに心を動かされ自ら行動して世界を分かろうとする「しなやかな心と体」、一緒に遊ぶなかで友達の良さや自分の良さを実感でき、互いを思いやる気持ちをもち「友達と温かいくらしをつくる」力、自分の力を信じ挑戦しながら遊びや自分の願いを「やり遂げる」力を育てていきます。そのために、遊び環境を工夫し、豊かな経験を準備し、育ちたいと思っていることを応援していきながら、一人一人の子どもが自分の力を発揮し伸ばすことができるようにしています。



私たちの保育ポリシー

~子どもたちへのメッセージ~


あたたかい

あたたかなまなざし

あたたかな言葉遣いで

あなたをあたたかく包みます

 

あなたをあるがままに認め

あなたのことが

大好きですと伝えます

 

やりたいことを受け止め

楽しいことを一緒に考え

面白がる姿を見守りぬきます

 

 

わたしたちは

あなたのみかたです

子どもを信じる

「やってみたい!」

と思える毎日をつくります

あなたがいろいろなことに

挑戦できるように

 

あなたの挑戦を信じます

失敗して失敗して失敗した

その先にしか成功はないから

 

あなたはいつも

おおきくなりたいって

おもっているでしょう?

私たちはそれをぜったいに

邪魔しません

もし邪魔をしていたら

教えてください

 

わたしたちは

あなたをしんじています

その子らしく

じっくりと時間をかけて

ゆったりとした空間のなかで

夢中になって遊んでください

 

あなたの気持ち

あたなが見つけるもの

あなたの好きなこと嫌いなこと

あなたが考えること

あたなが決めること

あなたがすること

すべてをたいせつにします

 

なにかと比べたりしません

なにかの基準をつくりません

 

 

わたしたちはあなたを

たいせつにします